BtoB受発注システム「CO-NECT」運営のCO-NECT(旧社名:ハイドアウトクラブ)は12月22日、2億1000万円の資⾦調達を発表した。引受先はGMO VenturePartners、ダブルシャープ・パートナーズ、事業会社2社。
調達した資金により、CO-NECTをさらに業務効率化に貢献できるシステムに進化させる。直近では、年内に受発注連動機能を提供予定。受発注連動機能では、受注商品をそのまま仕入れ先に発注することが可能となり、商社や卸売企業のさらなる業務効率化を実現する。またAPIを提供予定としており、基幹システムや会計系システム、在庫管理システムとスムーズに連携が可能になるとしている。
CO-NECTは、FAXや電話といった従来のアナログな受発注業務をデジタルに置き換えられる受発注システム。発注側はスマホやPCから数クリックで発注可能、受注側もインターネットがつながる環境であればどこでも注⽂を受けられる。
2018年7⽉に発注機能、2019年3⽉に受注機能をローンチ以来、CO-NECTの導⼊企業数は順調に増加。2020年9⽉末時点で累計受注クライアント数は、昨年同月比12倍に増加している。また、CO-NECT内で受発注された累計流通商品数は2020年11⽉に500万商品を突破し、昨年12⽉時点の5倍となった。
2015年6月設立のCO-NECTは、「やさしいテクノロジーで社会をアップデートする」をミッションに、ユーザーのITリテラシーの⾼低に左右されず使えるBtoB受発注システム「CO-NECT」を運営している。
関連記事
・電話、FAX、メールの受発注をクラウドに集約「CONNECT」運営のハイドアウトクラブが1.2億円調達
・飲食・小売店向けの受発注システム「CONNECT」公開、4600万円の資金調達も
・会員制ドリンクアプリ「HIDEOUT CLUB」が3000万円調達、SaaS型の店舗支援機能も