Bose(ボーズ)は3機種のヘッドフォン(うち2機種はイヤフォン)を米国時間5月29日に発表した。「Noise Cancelling Headphones 700」というそのままな名称の製品は、「象徴的な『QuietComfort』以来で最大の進歩だ」としている。
新しいヘッドホンはQuietComfortを足がかりにし、Google アシスタントとAlexa(さらにSiriとの互換性)を追加し、ノイズキャンセリング機能を進化させた。Boseによれば、「にぎやかな会話やラッシュアワー、うるさい地下鉄の構内では、静寂かつ周りにノイズのない環境を共有する。これにより自宅や職場におけるクリアな通話と、これまでになく正確なボイスアシスタント機能を提供する」としている。
正直、これはQuietComfortの競合製品を提供するソニーのような会社が提供してきたものとよく似ている。しかしBoseはこの業界でも評価の高いメーカーなので、ノイズキャンセリング機能の進化に期待したいところだ。
BoseのBrian Maguire氏はプレスリリースにて、700sはタッチスクリーンを代替するもので、AirPodsのような常時のボイスコントロールを目指していると述べている。「ノイズキャンセリングヘッドホンはより良い視聴をもたらす。しかし、我々はさらに前進する必要がある。そして、この問題はモバイルデバイスでは解決できない。スマートフォンでもヘッドホンでもなく、その併用でもない。しかし、Bose Noise Cancelling 700はそれを変える。我々は顧客がその違いを体験するのが待ち遠しい」
700sは6月30日に399ドル(約4万4000円)にて販売され、QC 35 IIの上位モデルに相当する。同じくノイズキャンセリングイヤホンの500と700の情報は非常に少ないのだが、「非常にコンパクトで多機能、年内に投入される」とのこと。製品のローンチが近づく段階で、詳細と画像が公開されるはずだ。
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(翻訳:塚本直樹 Twitter)