ジャーナリストやPR関係の人など、電話やSkypeの音声を記録しておきたいと考える人は多いことだろう。そうした人はBluewireを候補にあげてみても良いかもしれない。Indiegogoでキャンペーンを展開していたが、無事に目標額を調達している。終了までにはまだ2週間以上を残しており、今ならまだ自分の分を申し込むこともできる。
スマートフォンに添付されるイヤフォンの機能を補完するヘッドセットは数多く存在する。このBluewireもそのひとつと考えることができよう。内蔵のMicroSDカードに1000時間分の会話を録音しておくことができる。
Bluewireのペアリングさえ行なっておけば、Bluewireを利用せずに通話を行ったときでも録音しておくことができる。他のヘッドセットを利用したり、あるいは車載通話システムを利用している場合でも、相手側の音声を含め、きちんと記録される。
ヘッドセットに録音した音声は、Bluewireのアプリケーションを使って取り出すことができる。音声ファイルをスマートフォンにダウンロードしたり、Dropbox経由でPCに取り込んだりすることもできる。Bluewireを製作したAvi Gilorによれば、スマートフォン側にダウンロードした際に、ただちにEvernoteなどを使って連携作業がしやすくなる仕組みも組み込み中であるとのこと。
なお、Androidの場合は音声ファイルをスマートフォンにダウンロードする際に、スマートフォンを操作せずに行うことも可能だ。NFC対応のAndroidフォンの近くでBluewireをタップして、直近の会話データをスマートフォン側に送信することができるのだ。他にもQi対応の充電機能など、いろいろとワイヤレスならではの魅力を備えたデバイスとなっている。
Bluewireは現在、149ドルないし179ドルで予約可能となっているが、最終的には279ドルの価格で売り出す予定であるそうだ。本体カラーをホワイトとして、Qi充電用のマット、倍の内蔵メモリ、および外出先で充電するための外部バッテリー付きで295ドルというモデルも用意されている。
魅力をうまくまとめている(?)Bluewireのデモビデオを下に掲載しておこう。
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(翻訳:Maeda, H)