音声配信アプリ「stand.fm」が配信者の収益化を支援する「月額課金チャンネル機能」開始

音声配信アプリ「stand.fm」が配信者の収益化を支援する「月額課金チャンネル機能」開始

stand.fmは9月29日、音声コンテンツ配信アプリ「stand.fm」(Android版iOS版)において、配信者の収益化を支援する「月額課金チャンネル機能(承認制)」のリリースを発表した。

stand.fmは、誰でも・どこでもスマホひとつで気軽に収録から配信まで行える音声コンテンツ配信アプリ。2020年8月20日に発表した資金調達リリースから約1ヵ月間で、アクティブユーザーが180%増、滞在時間は15分増の平均75分に到達したという。

月額課金チャンネル機能は、チャンネルを応援してくれる月額課金ユーザー(サポーター)だけに、収録放送を公開できる機能。月額課金額は、配信者が任意で決めることができ、月額税込み120円〜1万円の間(55段階)で設定できる。stand.fmは、プラットフォーム手数料などを差し引いた差額を収益還元するとしている。

同機能の利用は現在承認制となっており、申請希望者は「月額課金チャンネル応募フォーム」より応募する必要がある。

なお同機能では、収録放送のすべてを限定公開にするだけではなく、1秒単位で無料公開範囲を設定できる機能も用意している。例えば、「放送の8割は全ユーザーが再生可能、残り2割はボーナストラックとして限定配信」という使い方も可能。配信者は、既存チャンネル登録者やSNSのファンに対して、より深いつながりを通して収録放送を配信できるとしている。

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TechCrunch Japan

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