飲食店の予約・顧客台帳サービス手がけるトレタと凸版印刷が提携、フードデリバリー領域新サービスを2021年末までに提供

凸版印刷と飲食店向けの予約・顧客台帳サービスを開発・提供するトレタは5月18日、資本業務提携を締結したと発表した。

現在の新型コロナウイルスの状況下において、飲食店では業務効率化や顧客単価向上を目的としたDXの導入が求められている。そこで、凸版印刷の店頭POP、キャンペーンといった販促支援ソリューションやBPO事業と、飲食店に特化したトレタのソリューションとを掛け合わせることが、提携の目的だ。

具体的には飲食店向けコールセンターのDXとして、トレタの飲食店向けBPOサービス「トレタコンタクトセンター」とトッパングループのTBネクストコミュニケーションズと連携する。将来はトレタが研究開発した自動応答予約サービスをTBネクストコミュニケーションズが持つ他業界の顧客へ展開していくことも検討している。

また、トレタの提供する店内飲食の注文から決済までを顧客自身のスマホで行うモバイルオーダーシステム「トレタO/X」(オーエックス)と、凸版印刷が行っている販促支援ノウハウを連携させる。これにより、顧客に合わせた1to1の広告コンテンツの表示など、より効果的なプロモーションが可能となる。また今後は、プロモーションコンテンツの共同開発も進める。

今後凸版印刷とトレタは、トレタO/Xと連動したフードデリバリー領域における新たなサービスを2021年末までに開発・提供するとしている。飲食店のDX化により、新型コロナの現在の苦境を成長のきっかけに変えられるかが注目されそうだ。

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カテゴリー:フードテック
タグ:飲食業界(用語)トレタ凸版印刷 / TOPPAN(企業)日本(国・地域)

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