すでにTechCrunch Japanで何度か紹介しているが、1行でWebサイトを多言語化する「WOVN.io」を運営するミニマル・テクノロジーズが今日、オプトベンチャーズ、ニッセイ・キャピタルを引受先とした1.3億円の第三者割当増資を実施したたことを明らかにした。同社は2014年3月設立で、これまでインキュベイトファンドから計約3000万円のシード投資を受けて、サービス開発を進めていた。
サービスを提供していく中で、大規模サイトでの利用ニーズが大きかったことから、これまでもエンタープライズ向けサービスを開始しているが、今回の資金調達によりセールス、開発とも加速すると林CEOは話している。
特に中国から日本への流入というインバウンド需要に対応するために、BaiduやNAVERのクローラー対応によるSEO対策など機能拡張を続けていたが、今後はWebサイトをローカライズするだけにとどまらず、海外ユーザーを獲得するためののプラットフォームと位置づけて、機能開発を行っていく予定という。
ちなみに、ミニマル・テクノロジーズはTechCrunch Tokyo 2014のスタートアップバトルのファイナリスト。今年11月のTechCrunch Tokyo 2015のスタートアップバトルについては現在、参加企業を募集中だ。