2013年のガジェット: そのベストとワースト

2013年は、めくるめく一年だった。それは希望の年であり、悲嘆の年であり、ブーティーシェイクの年であり、そしてあのdogeだった。

それにまた、2013年はガジェットの年でもあった。その2013年もいよいよ今日(米国時間12/31)で終わりだから、来年がよりすばらしい年であることを期待して、今年のガジェットの好き・嫌い・醜い、をそれぞれ回顧しよう。


良かったガジェット

Fitbit Force

フィットネストラッカー(fitness tracker)はいろんなのがあるが、一貫して最良のハードウェアを提供しているのがFitbitだ。その最新機種がFitbit Forceで、成功した腕輪形式をFitbit Flexから引き継ぎ、そこに簡素な画面を加えて情報が腕時計のように分かるようにした。これまでは、スマートフォンのアプリで進捗をチェックする必要があった。

Pebble

今年はスマートウォッチのスタンダードを目指して各社が挑戦し、多くが落後した。成功したといえるのは、Pebbleだ。成功したと言っても、スマートウォッチはまだ何百万台も売れる製品ではないが、数年前にBlackBerry用のスマートウォッチinPulseを発売した企業の製品であるPebbleは、技術もデザインも当時に比べ相当進歩し成長した。

レティナディスプレイのiPad mini

レティナディスプレイのiPad miniは、成功したiPad miniのフォームファクターに高解像度の画面をつけた機種だが、iPad Airと同じプロセッサ、計算力、それに電池寿命でありながら、Airよりも安いという、妥協のないマシンだ。ポケットの大きな服を着たら、ポケットにも入れられる。

Raspberry Pi

子どもたちが、競争の激しい明日の世界で生きていくためには、もう読み書き算数だけではだめで、それプラス、プログラミングの能力が必須だ。さらに、2050年にロボットの奴隷になるかご主人になるかを決める要素は、回路基板をハックする能力の有無だ。すべての子どもたちにプログラミング能力を、という目標と意思から生まれたRaspberry Piは、すぐれた教育ツールであると同時に、黙示録的世界における安価なサバイバルキットだ。製品は昨年(2012)からあるが、その人気が爆発的に広がったのが今年だ。

Kindle Paperwhite

Amazonはいつも、目の付け所が良い。Kindle Paperwhiteは昨年(2012)成功した製品だが、今年は能力と機能を大幅に拡張した。ページのリフレッシュは速い。文字のコントラストは良い。バックライトも、前よりずっと良い。

だめだったガジェット

Samsung Galaxy Gear

Pebbleは、スマートウォッチの優等生、Samsungが作ったのは劣等生だ。奇妙なテレビCMで売り込みに必死だったが、逆に、世界中が引いてしまった。Galaxy系統のデバイスとしか、互換性がない。電池寿命が短すぎ。ルックスもひどい。Samsungsさん、酔っ払いは早くうちに帰った方がいいよ。

Gamestick

“Androidのゲーム専用機”、という言葉を、今年は何度も書いた。多すぎる。そしてそれらのほとんどが失敗した。死体の山の上のほうに積まれているのが、Gamestickだ。クラウドファンディングをトライしたが、誰にも愛されなかった。

Ouya

Ouyaも、Gamestickと同じく、失敗したAndroidゲーム機だ。ゲーム機としての性能機能には斬新なところはなかったが、既存ゲームのエミュレーションの充実を志向して話題を招(よ)んだけど、尻すぼみに終わってしまった。

Leap Motion

2013年に期待が最大に肥大したガジェットは、OuyaよりもLeap Motion Controllerだ。でも大きな話題性は、推進力にならなかった。Tony StarkやElon Muskのような億万長者の発明家なら、宇宙墓地を発明してユーザを募るのもよい。でも、毎日Webを閲覧しているふつうの人に、この斬新なコントローラを与えても、抽出しの奥にしまわれて、忘れ去られてしまうだろう。

醜悪なガジェット

CTA Digital iPotty

子どもは、トイレの使い方を覚えなければならない。しかしそれと同時に今どきの子どもは、iPadの使い方も覚えた方がよい。だから、子ども用のトイレにタブレットコンピュータを組み合わせた製品を作れば売れるだろう。売れない。そんなおかしなものは、どの宗教の神様も、お許しにならない。

Google Glass

眼鏡型のコンピュータは、本当なら、うまくいくのかもしれない。でも、今のGoogle Glassはゴミだ。あれをつけた顔は、人間の顔じゃない。反論できると思う人は、反論してみよ。Googleは次々と美人のモデルを起用しているが、それでも醜い物は醜い。美人でないあなたの顔なら、なおさらひどいに決まっている。いわゆる、バカ面になる。

LG G2

LG G2は、あの優れたNexus 5の改良バージョンだから、本来なら良いスマートフォンだ。でも、LGはソフトウェアを無駄に肥大させただけでなく、背面にボタンを置いたために一挙に醜くなった。携帯電話の一般的な持ち方使い方からすれば、あそこよりももっと最悪なボタンの配置場所を考えつくことは、難しい。

Nintendo 2DS

今のNintendoは、‘D’シリーズの機種が無意味に多すぎる。三つも必要な人は、世界中のどこにもいない。2DSはかなり良い製品で、ぼくも今の3DSを持っていなかったら買うかもしれない。でも、でも、ルックスはひどい。というか、醜い。こんなデザインにしたのは、コストを下げるためだろうか? それにしても…。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))