2021年を占う今年のTC人気記事(電気自動車、自動運転)

2020年のテック業界最初の大きな話題は、ソニーが発表した電気自動車「Sony Vision-Sセダン」。電気自動車は先にご紹介したTesla(テスラ)が先を進んでいるが、既存の大手自動車メーカーを中心に、EVを登場させ、より具体的なカタチEVへの取り組みを発表している。

また自動運転の技術も着実に進化を遂げているが、新型コロナウイルスの影響で自動配送車やロボタクシーなどへの需要が高まり、実際に街で走り始めている。

なんとソニーが自動車「Vision-Sセダン」を発表

米国時間1月6日、CES 2020でソニーが自動車を発表した。現時点において、このSony Vision-Sセダンの詳細はほとんどわかっていない。会場で見ることができたら続報する予定だ。報道によると、ソニーは業界のリーダーらと協力してこのプロトタイプを作ったといい… 続きを読む

フォードがテスラの挑発に乗り1400馬力のEVマスタングMach-Eを発表

スピードは売りものになる。Tesla(テスラ)が新しい車両を発売したり、既存の車両をアップデートしたりする際には、しばしば0-60mph(停止状態から時速約96.6kmへ)の加速時間が引き合いに出される。こうした数値は、電気モーターが動力を発揮する方法の違いで、ガソリン車の数値を上回ることがしばしばだ… 続きを読む

関連記事:フォードの新型EV「Mustang Mach-E」に初試乗、第一印象はガッカリ

テスラのライバルPolestarが2020年夏発売する初EVの米国価格は約640万円

Volvo(ボルボ)のスピンアウト電気自動車ブランドPolestar(ポールスター)は、同社初の電気自動車(EV)の米国でのベース価格が当初考えていたよりも低い5万9900ドル(約640万円)になると明らかにした… 続きを読む

テスラオーナーをターゲットにした最高速度320kmで超安全な電動バイク

Damon Motorcycles(デーモン・モーターサイクルズ)は、オートバイメーカーのTesla(テスラ)になるつもりはない。しかし、その電動二輪車はテスラのオーナーの精神を最初に捉えるものだと、このスタートアップは考えている。2万4995ドル(約270万円)というDamonの新型バイクHypersport(ハイパースポート)がターゲットとする市場はそこにある… 続きを読む

米裁判所が自動運転技術の元エンジニアにGoogleへ約192億円を支払うよう命じる

自動運転車のエンジニアでスタートアップの創業者でもある、Anthony Levandowski(アンソニー・レヴァンドフスキ)氏は、Uber(ウーバー)とWaymo(ウェイモ)との間で争われている機密情報裁判の中心人物である… 続きを読む

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TechCrunch Japan

TechCrunchは2005年にシリコンバレーでスタートし、スタートアップ企業の紹介やインターネットの新しいプロダクトのレビュー、そして業界の重要なニュースを扱うテクノロジーメディアとして成長してきました。現在、米国を始め、欧州、アジア地域のテクノロジー業界の話題をカバーしています。そして、米国では2010年9月に世界的なオンラインメディア企業のAOLの傘下となりその運営が続けられています。 日本では2006年6月から翻訳版となるTechCrunch Japanが産声を上げてスタートしています。その後、日本でのオリジナル記事の投稿やイベントなどを開催しています。なお、TechCrunch Japanも2011年4月1日より米国と同様に米AOLの日本法人AOLオンライン・ジャパンにより運営されています。