500 Startupsの最新のクラスが来週プレゼンを行う。これは同時に、500 Startupsではすでに新しいクラスをスタートさせる準備が進んでいるということでもある。以下にバッチの全スタートアップを紹介する。
今回、第20期のスタートアップの大半はヘルス、金融に加えて公共機関に効率化のテクノロジーを供給することを目的としている。つまりこうした分野がトレンドだということだ。今回のバッチの3分の1はアメリカ以外のチームだった。
- AllVirtuous — オンデマンド、クラウドソーシングで偽造商品を発見、撲滅する
- Alta5 — 金融市場の取引をイベント・ドリブンで処理するプラットフォーム.
- BenRevo — 保険会社、保険ブローカー、雇用主をデジタルに接続する
- Bloom Credit — データ・ドリブンでローン申し込み者の財務状態を把握、改善する
- Boon — 社員のSNSデータと人工知能を利用した人材リクルート・ネットワーク
- Cadence — 通訳者と業務依頼者をマッチングさせるためのAPI
- Clanbeat — 管理職の業務評価を継続的に実行できる フィードバック・ツール
- Court Buddy — 個人事業主の弁護士を予算に応じて探すテクノロジー・プラットフォーム
- Digital Mortar — l現実店舗のための経営最適化サービス
- EquitySim — 金融ビジネスにおける学生の研修を助け機械学習を利用して雇用主とマッチングする
- FinCheck — 財務サービスに関する会話ボット
- FriendlyData — データベースの自然言語インターフェイス
- Funderful — 大学向けオンライン資金集めソフト
- Govlist — 文書オートメーションとアナリティクスを用いて公共機関の購入を最適化する〔注〕
- Halo Home — スマートホームのセキュリティー
- Hyphen — 管理職、人事部向けの機械学習を利用したリアルタイムで匿名化された社員の要望を聞くシステム
- Littlefund — 子供たちの財政感覚を養うための貯蓄とギフトのためのスマート・ツール
- Biomarker.io — ユーザーのサプリ服用などをトラッキングできるヘルス・モニター・プラットフォーム
- Mycroft — SiriやAlexaなどのオープンソース版
- Nazar — エージェントを用いないデータベースのパフォーマンス監視システム
- Numina — A センサー・プラットフォーム コンピューター・ビジョンを利用してリアルタイムで都市の活動状況を分析する
- Obie (Tasytt Inc.) — チームのデータを横断的にアクセスできるSlackbot
- Optimity — ヘルスコーチングサービスにより社員の健康を改善し雇用者の健康保険負担を軽減する
- Orderly Health — AIを利用してユーザーの医療コストの質問に答えるコンシェルジュ.
- Preteckt — ハード、ソフトのデータを機械学習を利用して分析、自動車の故障を予測するオーナードライバーのためのソリューション
- Printivo — アフリカ企業、デザイナーのためのワンストップ高品質プリント・サービス
- Raxar Technology Corporation — 大企業、政府機関向けにインテリジェント・データ管理プラットフォームを利用してワークフロー効率化を提供する
- Regard — 病気、負傷による収入ダウンを保障するオンライン収入保険
- SentiSum — 大企業が顧客の要望データを利用するための人工知能アナリティクス・プラットフォーム
- Shoelace — eコマースの運営者がソーシャルメディア上でリターゲティングを行うことを助ける人工知能アシスタント
- Skeyecode — 新しい暗号化システムを利用した認証ソフト
- Text To Ticket — 「メッセージ入力しながら運転」などの危険運転をビデオ撮影して送付すると報酬が支払われるサービス
- TopDocs — 医師を募集している病院のためのソフトウェア・プラットフォーム〔注〕.
- TrueCare24 — 家族のためのワンストップ総合医療サービス
- UrbanLogiq — 機械学習によるアナリティクスを利用して都市計画の精度、スピート、コストパフォーマンスをアップする
- WellTrack — ストレス、不安、うつ状態改善のためのオンデマンドのオンライン・セラピー・プラットフォーム
- Win-Win — スポーツ・ゲームのプラットフォーム。プロやセレブと1週間にわたる試合が体験でき、エントリー料金はチャリティーのために寄付される
- YayPay — 売掛金処理にAIを利用してキャッシュフロー改善する
- Zyudly Labs — ディープラーニングを利用して金融サービス市場における詐欺と戦いサイバーセキュリティーを確保する
- VIA Global Health — 途上国市場で入手困難な医薬品を探し必要な人々と結びつけるプラットフォーム
- Visabot — 人工知能を利用してアメリカのビザ取得プロセスを効率化する
- Smile Identity — 身分証明書類と「スマート・セルフィー」写真を結びつけてバイオメトリクス認証を可能にするAndroidデバイス.
- Credit Stacks — クレジットカード履歴のない外国人向けクレジットカード
〔日本版〕原文ではGovListのURLが404、TopDocsのURLが次のTrueCare24と同一だったため、それぞれ正しいと思われるアドレスに訂正してある。
[原文へ]
(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+)