AI契約審査プラットフォーム「LegalForce」が契約書作成や審査受付を一元化できる「案件管理」機能を発表

AI契約審査プラットフォーム「LegalForce」が契約書作成や審査受付を一元化できる「案件管理」機能を発表

LegalForceは7月7日、AI契約審査プラットフォーム「LegalForce」において、法務部が事業部から依頼される契約書の作成や審査の受付を一元化できる「案件管理」機能を発表した。2021年秋より有料オプションサービスとして提供を開始する。

LegalForceでは、すでにAIで契約書を作成・審査する「LegalForce」、AIで契約書を保管・管理する「LegalForceキャビネ」を提供しており、締結に関しては電子締結サービスと連携を行っている。新機能「案件受付」の追加により、契約業務を一気通貫する形で提供可能となったことから、同社は法務業務のDXをさらに加速させるとしている。

AI契約審査プラットフォーム「LegalForce」が契約書作成や審査受付を一元化できる「案件管理」機能を発表

現在企業において、事業部門から法務担当者に契約書の審査・作成など「案件」の依頼は、メールをはじめ、グループウェア、電話、口頭、社内ツールなどのコミュニケーションツールを通じて行われている。ただコミュニケーションツール上で案件の受付と進行を管理することが難しいため、多くの法務組織では、案件台帳を作成して業務を管理しているそうだ。

ここでの課題としては、「台帳の作成・維持は煩雑である上に、誤記、記入漏れ、更新の遅れ、対応漏れなどのリスクと隣り合わせ」であること、「メールは宛先に含まれるメンバー以外に共有されず、社内・部門内の知見が蓄積されない」ことがあり、LegalForceにおいて案件依頼を集約し、ワンストップで進行を管理できる「案件管理」の開発に至ったという。

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上記課題の解決策として、案件管理では以下機能を利用できるそうだ。

  • メールの宛先に、指定されたメールアドレスに送るだけで、依頼案件内容がLegalForceに自動で反映
  • 法務部担当者は、LegalForce上で依頼者に直接返信する形でコミュニケーションを行える
  • 法務部担当者は担当以外の案件の進捗も閲覧・検索が可能(検索機能は将来追加予定)
  • 案件に対するコミュニケーションがLegalForce上に集積され、ナレッジの蓄積・共有が可能

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カテゴリー:リーガルテック
タグ:契約書(用語)法務 / リーガル(用語)LegalForce(企業・サービス)日本(国・地域)

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TechCrunch Japan

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