ホッケースティック型成長とはこのことだ。ピアツーピア宿泊マーケットプレイス、Airbnbは、2007年の開業以来、延べ宿泊数1000万回を突破したことを今日(米国時間12/19)発表した。確かにこれは大きい数字だが、もっと大きいのは、同社が2013年だけで600万件の宿泊を手配したことだ。これは前年の2倍以上だ。
もちろんこれは、Airbnbが10月に発表したデータから、予想されていた。当時は900万宿泊を誇っていたので、あれから2ヵ月だけで100万回増えたことになる。
同サービスの利用者層は国際化傾向を続けている。過去1年間600万宿泊のうち、約1/3がアメリカ人だった。同社によると、かつては75%が国際的要素を含んでいた ― 外国人の米国内宿泊、米国人の海外宿泊、非米国人の非米国施設宿泊 ― というから驚きくことではない。
しかし、宿泊客と施設側の国際分布には、一種興味深い対称性が見られる。Airbnbによると、過去1年間に175ヵ国以上からの旅行者が同サービスを利用し、175ヵ国以上の宿に泊っている。
Airbnbの需要は実に素晴らしいが、登録宿泊施設の供給も2013年に劇的な成長をみせた。1年間で25万以上の施設が同プラットフォームに追加され、総登録数は全世界で55万ヵ所に上る。
Airbnbは先月だけで5万ヵ所以上の施設を追加したが、これは同社が新たなモバイルアプリを提供して、自宅をAirbnbに登録する手続きをしやすくしたためだ。
Airbnbのビッグイヤーは、昨年秋にFounder’s Fundから2億ドル調達したのが始まりだった。同社はこの資金を使って全世界に積極的拡大を行っているが、どうやら功を奏しているようだ。
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(翻訳:Nob Takahashi / facebook)