Amazonの「ガレージ内配達」サービスが全米4000都市に拡大

ショッピングを便利にするために無数の方法を編み出してきたAmazon(アマゾン)にとっても、配達最後の1マイルは悩みのタネだ。同社の「Key」 サービスはこの問題に挑戦するもので、受取人が不在あるいは玄関に出られないときでも荷物を配達する方法を提供する。

現在、アマゾンには自宅、車およびガレージへの配達オプションがある。最後のガレージへの配達は2019年50都市で開始されたが、現在は4000都市以上で行われていると同社はいう。ニューヨーク、ロサンゼルス、シカゴ、フィラデルフィア、ダラス、ワシントンDC、ヒューストン、ボストン、アトランタ、フェニックスなども対象だ。その他の近郊小都市もリストに含まれている。

このサービスを受けられるのは、プライムメンバーでかつmyQのスマートガレージオープナーを使っている人だ。ドライバーはそれをKeyアプリを使ってガレージの扉を開くことができる。アマゾンは他にも、シカゴ、ダラス、ロサンゼルス、サンフランシスコ、シアトルなどいくつかの都市で、ガレージに食料品を配達するサービスも追加した。現在は限られた地域のみだが、将来は時期未定ながら他の都市にも拡大する予定だ。

カテゴリー:ネットサービス
タグ:Amazon

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

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TechCrunch Japan

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