Amazon Primeの月額会費が値上げされる、年額一括払いなら変化なし(アメリカのみ)

この寒い1月の朝に悪い知らせで申し訳ないが、AmazonのPrime(プライム)の会費が値上げされる。月額では10ドル99セントから12ドル99セントへ、合計の年額では24ドル増の156ドルになる。

Amazonは本誌TechCrunchに値上げを確認し、同社のPrimeのページでも告知している。重要なのは、値上げが月額会費のみであること。年額を一括払いしていた顧客は、今後も99ドルのままだ。ということは、Amazonはできるだけ多くの人を年額払いの会員にしたいのだ。なお、年額会費は2014年に改定され、20ドル値上げされた。

学生向けのPrime Studentも月額会費が値上げされ、今の5ドル49セントから6ドル49セントになる。年額一括払いの会費は49ドルのままだ。

Amazonのエコシステムにどっぷり浸かっている人なら、新しい会費になっても逃げ出す気にはならないだろう。送料無料があるし、ビデオや音楽などの無料アクセスがある。Amazonはそうやって、消費者のためのワンストップショップになることに大成功したのだ。これをきっかけに年額一括払いの会員が増えたら、さらに大成功だろう。

新料金は新会員には今日から適用される。既存の会員には2月18日以降の最初の決済から適用される。

〔1月20日午前現在、amazon.co.jpにはプライムの会費値上げに関する情報はない。〕

[原文へ]
(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa

投稿者:

TechCrunch Japan

TechCrunchは2005年にシリコンバレーでスタートし、スタートアップ企業の紹介やインターネットの新しいプロダクトのレビュー、そして業界の重要なニュースを扱うテクノロジーメディアとして成長してきました。現在、米国を始め、欧州、アジア地域のテクノロジー業界の話題をカバーしています。そして、米国では2010年9月に世界的なオンラインメディア企業のAOLの傘下となりその運営が続けられています。 日本では2006年6月から翻訳版となるTechCrunch Japanが産声を上げてスタートしています。その後、日本でのオリジナル記事の投稿やイベントなどを開催しています。なお、TechCrunch Japanも2011年4月1日より米国と同様に米AOLの日本法人AOLオンライン・ジャパンにより運営されています。