AppleはVineのちょっとしたポルノ問題をまだ見逃がしているが、App Storeはこのビデオ共有アプリを「おすすめ」セクションから外した。
このアプリは木曜日に公開され、金曜日にApp Storeのおすすめセクションに登場した。その後、ソーシャル部門のトップとなり、アプリ全体でも4位に上昇した。
しかし今朝(米国時間1/28)、新しいVineユーザーの多くが驚きとともに目を覚ました。アプリ内の「編集部のオススメ」に “DildoPlay”と題したハードコア・ポルノビデオが掲載されたのだ。その結果、どうやらApp Storeは同アプリをストアのおすすめセクションから削除したようだ。通常Appleに選ばれたアプリは、最低1週間は「おすすめ」と呼ばれるこのユーザーフィルターに置かれるのが普通だ。
しかし、App Storeがこのアプリを編集部のおすすめして紹介した最初のツイートはまだ残っている。
Vineはわれわれの#EditorsChoice[編集部のおすすめ]、なぜならこれは@twitterのビデオアプリで、6秒間のエンドレスビデオを見たりシェアしたりできるからです。tw.appstore.com/TDi
— App Store(@AppStore) January 25, 2013
なんと皮肉な。
メディアベースのソーシャルネットワークにヌードやポルノが現れることは予想できるが、その種のコンテンツをオススメするのは一線を越えている。後にTwitterは、ポルノが表示されたのは「人的エラー」であったと説明した。
しかし、本当に注目すべきはAppleがどう対処するかだ。
Appleには厳格な「ポルノ禁止」ルールがあり、その厳しさは他のアプリで証明ずみだ(500pxというアプリは、ヌード写真を簡単に検索できるという理由でストアから追放された)
しかし、Twitterは(Facebookと同じく)Appleと提携してAppleのOSにも統合されている。Vineは、誕生以来ちょっとしたポルノ問題はあるものの、Twitterの宝だ。 おわかりだろう。
現時点でアプリはまだApp Storeで入手可能のようだが、このApp Storeの軽いお仕置きで事態が終息するかどうかは、まだわからない。
アップデート:Vineは、様々な検索ワードをブロックすることによってポルノを排除する手続きを開始したようだ。今は大したことは出来ていないが、まだ始まったばかりだ。
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(翻訳:Nob Takahashi)