今日(米国時間5/17)午前Appleは、Everyone Can Codeの新たなカリキュラムを開発し、視覚あるいは聴覚に障害のある生徒を教える学校にSwiftプログラミングを導入すると発表した。現在、カリフォルニア、ニューヨーク、フロリダ、イリノイ、マサチューセッツ、およびテキサス州の計8校が対象。
「Appleのミッションは製品をできる限りアクセシブルにすること」とCEOのTim Cookが発表で言った。「Everyone Can Codeを作ったのは、すべての生徒にテクノロジーの言語を学ぶ機会を得る権利があると信じているからだ。われわれはEveryone Can Codeを世界中のもっと多くの、障害のある生徒たちを教える学校に届けられることを願っている。」
ニュースリリースによると、レッスンはAppleのアクセシビリティー機能を利用している生徒向けに拡張され、教師の支援の必要度に応じて個別にカスタマイズできる。ボイスオーバーが重要な役割を担い、視覚に障害のある生徒のために画面上の指示を順次読み上げる。聴覚に障害のある生徒のために、新しいSwiftカリキュラムは字幕やLEDフラッシュによるアラート、iPhone互換の補聴器などを活用する
また同社は今日のGlobal Accessibility Awareness Day[アクセシビリティの祭典 2018]を記念して、同社の販売店および事業所でイベントを開催する。
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(翻訳:Nob Takahashi / facebook )