Appleが選ぶ、2016年で最も優れたデザインのアプリ

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年に一度、AppleはWorldwide Developer Conferenceを中断して、特に優れたデザインのアプリをいくつか表彰する。賞品? 輝かしいトロフィーと様々なAppleハードウェア、そして、世界で最も尊敬される会社の一つが〈自分を〉良いデザイナーだと考えたと言う権利だ。

アプリデベロッパーとデザイナーにとって、これはお金では買えない最高の栄誉の一つだ。

過去の勝者には、Fantastical、Crossy Road、Yahoo Weatherらがいる。

これが今年のチャンピオンたちだ:

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Auxy Music Creation by Auxy AB: 電子音楽をどこででも作れるシンプルなミニマリストアプリ。これは多くの人々がFruityLoopsを初めて開いてパニックに襲われるまで、電子音楽制作に期待していたものだ。

Frame.io by Frame.IO inc:ビデオの作業は骨が折れる、特に大人数のチームでは。Frame.ioはグルームのためのビテオ協業ツールだ。 本誌の過去のFrame.io紹介記事はこちら

Streaks by Zervaas: 良い習慣を身につけるためのTodoリスト。自分の好きな良い習慣を選び、できた日にはカレンダーにつける。アプリはあなたがいつもしている仕事や、いつベッドに入るかを学習し適切な時にだけリマインドする。初めて見た時 “Steaks” というアプリだと思ったが、今私はおなかが空いている。

Lara Croft Go by Square Enix: トゥームレイダーは伝説的なシリーズだ…が必ずしも優れたモバイルゲームには結びつかない。Lara Croft GOは、トゥームレイザーをターンベースのパズルゲームに変えた。

3D4Medical Complete Anatomy by 3d4Medical:完全なレイヤー別人体解剖図。生徒が学習したり、医師が患者に医学的説明をしたり、骨を見るのが好きな人々か骨を見るために使用される。

Inks by State Of Play Games:ピンボールマシンとパズルゲームを合わせてペイントとマッシュアップしたもの。不気味だがすごくカッコいい。数百種類あるパズルテーブルのバンパーにぶつかりながら、ボード中にペイントをスプレーする。

Chameleon Run by Ján Ilavský:超きれいな永遠のランナーゲームに一ひねり加えてある。障害物をよけ、超大なジャンプから着地しながら、キャラクターの色を着地しようとする場所に合わせなくてはならない。簡単に始められるが、すぐに超絶難しくなる。

ZOVA by Zova Group: AppleTVでフィットネス・トレーニングをHDビデオで行う。ビデオプレーヤーをワークアウト向きにカスタマイズしてあり、一時停止した際の画像をきれいに見せるなど細かい工夫がこらされている。

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Ulysses: by Soulmen気を散らされずに書くためのアプリ。一旦書き始めるとUIが消え、作業画面に邪魔がなくなる。

djay Pro by Algoriddim:DJのためのプロフェッショナルグレードのアプリ。Spotifyのメディアライブラリーとつないで、ジョグ、クロスフェード、ミックス等をiPadで行える。


メイン表彰に先立ち、学生デベロッパー2人に賞が与えられた。Appleは350人の学生に奨学金を提供して、WWDCチケットのコストを賄った。350人の中からAppleは2つを選んだ。

Linum, by Joaquin Vila:プレイヤーが線を回転させたり向きを変えたりしてプレイするパズルゲーム。

Divdr by Josh Deichmann, Patrick Pistor, and Erik Lydick:レイヤーはボールになって画面の端に向かって上向きに落ち続け、衝突する前に隙間をぬって進む。TI-84のFalling Downを覚えているだろうか。あれに似ている…ただしヒネリがある。画面をタップするボールが2つに割れる。強く押せば押すほど、割れたボールが離れる。

読者はどう思うだろうか。上に挙がっていない2016年のお気に入りはあるかな。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

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TechCrunch Japan

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