先週、OS XなどUNIX系のシステムの多くに、”Shellshock“と呼ばれる、重大で悪質で、しかも広がりの異様に大きなバグが見つかった。
Appleはただちに、OS Xユーザの“大半は”このバグの被害が及ぶことはなく、一部の“高度な設定”をしているユーザだけが対策を要する、と発表したが、同時に、同社独自のデバッグも開始した。同社はバグにセキュリティのためのパッチを当て、ユーザがそれを即時に利用できるようにした。
このパッチは当面、OS Xが標準で持っているアップデートツールには含まれないらしいから、ユーザは手作業でダウンロードする必要がある。パッチはそれぞれ、Mavericks用とLion用、そしてMountain Lion用がある(ダウンロード用のリンクはOS Xのバージョンによって違うから、間違えないように)。
なお、まだベータ状態で半ば非公開のOS X Yosemite用には、パッチが提供されないようだ。正式リリースの前のソフトウェアには、それでなくても危険がつきまとうが。
[写真: Martin Cathrae, Creative Commonsのライセンスによる]
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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))