Apple(アップル)との長期におよぶ有益な関係は間もなく終わるかもしれないが、IntelはいまだにPC市場でかなり大きな立ち位置を占めている。とはいえ、決してそれで満足していい時期ではない (同社はモバイル機器市場の前線でそれを嫌というほど思い知ったはずだ)。
今週、この半導体チップの巨人は、独自のラップトップPC「NUC M15」をデビューさせた。より適切に表現すれば、NUC M15はラップトップPCキットであり、実際にはホワイトラベル製品として展開する。つまり、リファレンスデザインとして提供されるので、小規模メーカーはこれを利用すれば、ゼロからシステムを構築するために膨大な時間と資金を費やさなくて済む。
The Vergeによると、Intelがこの種のリファレンスデザインを製作したのはこれが初めてではないという。同社は最近、同様の目的でゲーミングシステムを作成したことがある。しかし、NUC M15は現行のMacBookに近く、生産性を高めるために設計されたパッケージの中で、高性能であるように設計されている。
NUC M15には2種類の構成が用意されている。Core i7チップと16GB RAMの組み合わせと、Core i5チップと8GB RAMの組み合わせだ。特長としては15.6インチのタッチスクリーンを搭載し、OSには当然ながらWindows 10を使うことになるだろう。
価格や発売時期そしてこのラップトップPCがどれだけ魅力的なものになるかは、すべてこのシステムを最終的な製品に仕上げるベンダーに依る。
カテゴリー:ハードウェア
タグ:Intel
画像クレジット:Intel
[原文へ]
(翻訳:TechCrunch Japan)