そうなんです。AppleのCEO Tim Cookがツイートをやり始めたんです。本誌は、というかTwitterの魔法のようなリコメンデーションサービス@MagicRecsをフォローしていた人の全員が、今日(米国時間9/20)の午後、そのアカウントを見つけた。最初は、あるべきブルーの“本人確認”チェックマークがなかったから、よくある有名人詐称アカウントか、とも思われた。
でも、Appleのグローバルマーケティング担当SVP Philip Schillerがリツイートしたりしてるから、間違いなくTim Cook本人のアカウントだろう。
CookはTwitter上で自分を”CEO Apple”と名乗り、”Fan of Auburn football and Duke basketball”(フットボールはAuburn、バスケはDukeのファン)、住所は”Cupertino”と書いている。私がこの記事を書いている時点では、Cookのアカウントには3万名あまりのフォロワーがいる。このアカウントが作成されたのは、今年の7月だ。
それで、Cookの最初のツイートは? 今日Appleのパロアルト店でお客さんにあいさつした、と言っているだけだ。そのことは今朝、たくさんのニュースソースが報じた(そこにはSchillerとSVPのEddie Cueもいたから、このツイートはいよいよ本物臭い。Appleからの公式の確認がなくても)。
Visited Retail Stores in Palo Alto today. Seeing so many happy customers reminds us of why we do what we do.
— Tim Cook (@tim_cook) September 20, 2013
[ツイート概訳: たくさんのお客さんの姿を見て、自分たちがやってることにあらためて確信を持てた。]
この、Cookが実はTwitterが好きだった、というニュースは、まるで仕組んだように(ツイートの内容そのものも)、新型iPhoneの発売とパラレルだ。買いやすい価格の、キャンディーのようにカラフルなiPhone 5cと、高速で指紋認識機能のあるiPhone 5s、それにハイエンドの顧客をねらった、人気の“ゴールド”iPhoneだ。
Appleは、前からTwitterと仲が良い。Appleのサードパーティ認証のメインはTwitterだし、iOS 5には共有サービスがある。Facebookの統合は、やっとiOS 6からだ。今度のiOS 7でも、この二社の統合は存続する。AppleのアシスタントアプリSiriは、人や話題をTwitterのツイート上に探せる。WebブラウザSafariの“Shared Links”機能は、Twitterで話題になっているニュースを高輝度にする。MusicアプリはTwitter上でトレンドしている曲を表示し、iOS 7ではiTunes RadioにTwitterの#music局がある。
CookのTwitterアカウントのほかにも、Appleは今週新しいアカウントを作った。それはiOS 7のローンチと並行してTwitterの@iTunesアカウント、そして、その最新ツイートは”Promoted”になっている(つまり、Twitterの広告、という意味)。
[原文へ]
(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))