iOS 8に入ると噂されながら、ステージで発表されなかったものの一つに、iPadで2つのアプリを並べて実行する新しいしくみがある。この機能を最初に報じたのはMark Gurmanで、当時秘密だった来たるべきベータ版の機能を9to5Macが暴くシリーズ記事の一つとして書かれた。2つのアプリを並べて走らせるだけでなく、相互にデータを移動できるとも言っていた。同機能はWWDCで発表されなかったが、デベロッパーのSteve Troughton-Smithは、これが少なくとも開発中であることをにおわすコードを発見した。
So… just in case there was any doubt left… iOS 8’s SpringBoard has code to run two apps side-by-side. 1/4 size, 1/2 size, or 3/4 size—
Steve T-S (@stroughtonsmith) June 09, 2014
Troughton-Smithが見つけたコードは、2つのアプリを並べて実行し、画面サイズの比率も1/4対3/4あるいは半分ずつに変えられる。ただしこのコードを実行すると、画面の半分はグレイ一色になりソフトはクラッシュした、とこのニュースのTwitterスレッドで別のデベロッパーが書いている。
9to5Macが最初に報じたように、iOS 8の一部機能は正式公開に間に合わず、そのためステージで見せなかったのかもしれない。代わりに、8.1アップデートとして提供される可能性があり、9to5Macの情報筋によると、乗換案内付きマップも入るかもしれない。あるいは、このまま捨てられるのかもしれないが、それでも一度は入っていたという事実は興味深い。
上の画像は、JaibreakアプリのOS Experienceによる。
[原文へ]
(翻訳:Nob Takahashi / facebook)