Apple Musicの新しいデザインは以前のiPodを彷彿とさせる

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本日、Appleはまったく新しいバージョンのApple Musicを発表した。シンプルさを念頭に置きながら、「まったくのゼロから」創り上げたと同社は語る。

この発表に加え、Apple Musicの有料会員数が1500万人を超えたことも明らかになった。ユーザーの多くはApple Musicが提供するコンテンツには満足しているものの、その複雑なUIは同サービスの弱点でもあった。それが今回のアップデートによって改善されるかもしれない。

今回のアップデートにより、Apple Musicのデザインは明るくかつシンプルなものへと生まれ変わる。以前のバージョンにあった複雑さを取り除き、快適にサービスが利用できるように配慮されている。何百万もの音楽を一気に表示するのではなく、バックグラウンドを有効に活用することで、対話するようにアプリを操作できるようになった。新しいデザインは、敷居が低くてシンプルな以前のiPodを彷彿とさせるようなデザインとなっている。

複雑さを抑えるため、Apple Musicを起動した直後の画面はユーザーの音楽ライブラリを表示するようになっている。そして、このライブラリは2つのセクションに分けられる。ローカルに保存された音楽のセクションと、ストリーミング音楽のセクションだ。現在のApple Musicには「For You」と名付けられたタブがあるのだが、それこそが音楽を見つけにくくしていた。

その「For You」タブは残されるものの、そのタブはさらにDiscover、Recently Played、毎日更新されるプレイリスト用のセクションに分けられる。

それともう一つ。新しいApple Musicには歌詞を表示する機能が加えられる。流れる音楽にあわせて歌うことができるようになったのだ。

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[原文]

(翻訳: 木村 拓哉 /Website /Twitter /Facebook

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TechCrunch Japan

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