AR砂遊びなどを楽しめる次世代テーマパーク運営のプレースホルダ、TBSらから6億円を調達

体験型のデジタルテーマパーク「リトルプラネット」を展開するプレースホルダは2月15日、TBS、インキュベイトファンド、みずほキャピタルを引受先とする第三者割当増資により、総額約6億円を調達したことを明らかにした。

リードインドベスターを務めたTBSは今回の出資によりプレースホルダ代表取締役の後藤貴史に次ぐ持分を保有し、プレースホルダは関連会社になるという。

リトルプラネットは「アソビがマナビに変わる」をテーマにした体験型のデジタルテーマパークだ。AR・VRやセンシング技術など最新のテクノロジーを取り入れて、子どもだけでなく大人でも楽しめる空間を提供している。

たとえば「SAND PARTY!」は砂場と映像を組み合わせた、“AR砂遊び”アトラクション。砂場の形状に応じて様々な演出が発生するほか、ARガジェットを使って宝箱を開けたり、見えない生き物を虫眼鏡でみるといった未来感のある体験を届ける。

ほかにも実際にはインクの出ないスプレーを使って壁やVR空間でラクガキができる「SPRAY PAINTING」や、リアル空間にデジタル積み木が融合するAR積み木「Little Builders」、ブロックを操作してキャラクターを目的地に導く過程でプログラミング脳を養える「WORD ADVENTURE」など、見ているだけでワクワクするアトラクションが並ぶ。

現在は東京都立川市にあるららぽーと立川立飛にて期間限定(2018年2月25日まで)でテーマパークを運営しているほか、7月20日からはハワイのワイキキ水族館でも展開する予定だ。

今後はパーク数の拡大のほか、TBSの持つエンターテインメントアセットを活用した新しいコンテンツ開発などにも取り組む方針。同社では「リトルプラネットを起点として、子どものやる気に火をつけ、創造力を駆使して新たな価値を作るきっかけを与えていけるエデュテインメント領域のリーディングカンパニーを目指します」としている。

なおプレースホルダは2016年9月の創業。代表取締役の後藤貴史氏はポケラボの創業者でもある、連続起業家だ。

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TechCrunch Japan

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