Apple(アップル)の「AirPods」は業界をリードする完全ワイヤレスイヤフォンだが、同じチップを組み込んだ新製品「Powerbeats Pro」が、同社のBeatsブランドから登場した。
250ドル(約2万8000円)と、AirPods 2よりも50ドル高価なPowerbeats Pro。H1チップを搭載したことで、高速接続や「Hey Siri」など、AirPods 2とほとんど同じ機能を実現している。これは、Appleの開発チームとBeatsが協調したおかげだろう。
Powerbeats ProはミニマルデザインなAirPodsとは異なり、よりプラスチック部品が多用され、耳かけ用のフックを備える。バッテリー駆動時間は長いが、本体サイズはかなり大きい。
Beatsによれば、イヤホンのみの視聴時間は9時間で、大型のキャリングケースを組み合わせれば24時間の使用が可能だ。
Powerbeats Proは音質が向上し、さらに装着感がよい。個人的にAirPodsのフィッティングには問題を感じないが、硬いプラスチックの筐体は柔らかなシリコンチップに比べて、より耳のサイズを選ぶようだ。
Powerbeats ProはAppleの販売網にて、来月から販売が開始される。ハンズオンの感想は後ほどお伝えしよう。
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(文/塚本直樹 Twitter)