Apple(アップル)は、米国時間10月13日に開催したiPhoneイベントで発表するものが明らかに多かった。これは、いつものようにアップル傘下のBeatsラインナップが少しも光を当ててもらえないことを意味する。アップルはどちらかというと、自社のオーディオ商品にかなりフォーカスしている。しかし本日のBeatsは発表するものがあった。
アップルの商品とは対照的に、新しいBeatsは価格にフォーカスしている。50ドル(日本販売価格は5400円)のBeats Flexは、BeatsXという似たような名前の前モデルの発売時価格のおおよそ3分の1だ。もちろん、これは当然のことだろう。ここ数年、ワイヤレスイヤフォンの価格設定は下がってきており、Beatsは100ドル(約1万500円)をかなり下回るスペースの開拓を試みている。
このヘッドフォンはくびきのような形状で、使わないときは首回りに垂らしておくことができる。マグネティック構造になっており、イヤーバッドをマグネットでくっつけると音楽は止まる。ユーザーがイヤフォンを耳から話した時に再生を止めるために、高額なモデルが使っているアンビエントセンサーとは異なるアプローチだ。
新しいアコースティックドライバーと、BeatsXのものより改善されたマイクのおかげで音質は向上している。バッテリーもかなりアップグレードし、12時間再生できる。つまり日中、充電ケースを持ち歩かなくてもいい。1つ良いニュースがある。Beats Flexには充電ケースがない。また、USB-Cポートを搭載しているので急速充電ができる。10分間の充電で1時間半の再生が可能だ。
Beats Flexは本日から予約受付が始まり、カラーは4色から選べる。
【編集部注】日本のアップル公式オンラインストアでも注文可能、配送日は最短で10月21日となっている。
カテゴリー:ハードウェア
タグ:Apple、Beats、イヤフォン
[原文へ]
(翻訳:Mizoguchi)