Bose、400ドルのHomePodでスマートスピーカー市場に本格参入

最新のEchoデバイスは、これまでのものと比べて高級感を増したものとなっているようだ。但し、どうやらAppleのHomePodと伍するものとはなっていない様子。Amazonとしては、Apple対抗高級製品路線は、サードパーティーにまかせているということなのかもしれない。

たとえばBoseだ。高級感の面でAppleに対抗し得るThe Home Speaker 500を市場に投入するのだ。本機種の発表により、オーディオメーカーのBoseが、スマートスピーカー市場に本格参入してくることになる。スマートスピーカーと同時に、やはりAlexaの機能を搭載したサウンドバーもアナウンスしている。

Boseは、ここ数年をかけて、Amazonのスマートアシスタントとの連携を図ってきている。しかし新発表の3機種は、これまでのスキルベースのものとは異なり、Alexaの機能を自身に搭載している点が新しい。Speakerはコンパクト(8インチ☓6インチ☓4インチ)ではあるものの、専用のドライバーを搭載して反響音を有効に活用することに成功している。見かけは非常にコンパクトであるものの、音質は「さすがはBose」といいたくなるものだ。

ボード上には8台のマイクが搭載されており、Amazonの「far-field」技術に対応している。音声コマンドの受信性能を向上させるためのものだが、さらに他のEchoデバイスとの連携性もよくなることが期待される。サウンドバーにも同様のマイクが搭載されているが、これらはBoseのヘッドセットに搭載されているものと同様の技術を利用して製作されている。

スマートスピーカーは400ドルで、サウンドバーの方が550ドルないし800ドルとなっている。販売開始は10月を予定しているとのこと。ちなみにBoseは、来年早々に登場予定となっているAirPlay 2や、Googleアシスタントへの対応なども視野に入れているようだ。

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(翻訳:Maeda, H

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TechCrunch Japan

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