“Hearphones”(いやGoogle、”headphones” の間違いではない)などといううまい名前を思いついてしまったら、世界に向けて製品を出す義務がある。Boseにとって補聴ヘッドフォンという新興市場は、このちょっとした言葉遊びを生かす理想的な舞台だ。
Boseが新たに披露したイヤホンは、NuhearaのIQbudsをはじめ最近いくつか登場しているハードウェアと同じような位置を狙っている。以前本誌でIQbudsを取り上げたとき、ヘッドホンと補聴器の混合種だと表現した。Hear OneやSonyノイズキャンセラーヘッドホン、MDR-1000xをIFAで見たときもそうだった。
「Hearphones」は指向性マイクロホンを備え、特定の音に焦点を当てたり、その音を増幅することによって周囲の雑音を相殺することができる。Boseが既に公開しているHearアプリですべて微調整が可能で、様々な設定は保存して将来使えるほか、「ジム」「機内」等のプリセット設定も用意されている。
Boseは今年QuietComfortを大々的に発表したのに対して、今回の披露は控え目だった。マサチューセッツ州フラミンガムの本社で、12月15日まで試用が可能だ。
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(翻訳:Nob Takahashi / facebook)