私にとって、自宅で仕事をすることは10年以上前から当たり前になっていたが、今では少々陳腐なやり方になってきた。ということなので発表されたCES2022のホットなアイテムを使って、このやり方をリフレッシュする良いタイミングだ。
まず最初に、この2年ほど使ってきた愛らしい27インチのDell(デル)のディスプレイ2台をアップグレードしよう。なにしろこいつらは平べったくて、活きが悪い!その上2台の間にはベゼルがあるなんて…混乱してしまう!私が必要としているのは、ただ頭を突っ込んでTechCrunchの体験に没頭することができる代物だ。
Samsung(サムスン)はこのことをよくわかっている。雪かきのように湾曲した55インチの巨大モニターを発表したのだ。そのThe Odyssey Ark(オデッセイ・アーク)は、ストリーミング、ゲーム、ビデオチャットのすべてを同じ画面上で同時に行うことができる、次世代メディアの実験だ。これがYouTuber(ユーチューバー)のTim Schofield(ティム・スコフィールド)氏を圧倒した様子を見てみよう。
Here is a first look at the INSANE Odyssey Ark from @Samsung! This is a curved 55" 4K Monitor with a 16:9 aspect ratio… Can do some serious gaming/multitasking on this! #ces #samsung pic.twitter.com/Y82hbeY9gg
— Tim Schofield (@qbking77) January 5, 2022
これが@Samsungから発売された、とんでもないOdyssey Arkだ!アスペクト比16:9の湾曲した55インチ4Kモニターだ…これで本格的なゲーム/マルチタスクができるぞ!
さて、もし倍率750%で表示しているPDFの上部を読むために、後ろに40度ほど傾かなければならないとしたら(そもそもこんなに大きな文書を印刷したことがあるだろうか?テキストは鮮明だが)、ちゃんとした椅子があった方がいいだろう。幸いなことに、Razer(レイザー)が文字通り私の背中を支えてくれた。
このEnki Pro HyperSense(エンキ・プロ・ハイパーセンス)は、Halo: Infinite(ヘイロー:インフィニット)のデスマッチを楽にこなせる快適な椅子というだけではない。基本的には巨大な「振動パック」なのだ。
Razerは「6万5000種類の触覚バリエーションにより、±1Gの触覚フィードバックを実現し、シートに1.5インチ(3.8センチ)の垂直および後方傾斜を与えることができます」と説明する。そのため、自分のWarthog(ワートホグ)が攻撃を受けたときには、プライドに傷がつくだけでなく、椅子が人間を跳ね上げるので実際に落ちてしまうのだ。まあ、落ちないかもしれないが、ストリーミング中なら笑いをとれるので、是非身を乗り出してみて欲しい。
とはいえ、遊びながらも仕事をしなければならないので、自分の文章の質に見合ったキーボードが必要となる。私がいつも言っているように、書くことはキーから始まる。昔の作家たちが、なぜあんなに立派で重厚なタイプライターを持っていたのかわかるだろうか?かっこよく書いているように見えなければ、かっこいいキャラクターを書くことはできないからだ。Neal Stephenson(ニール・スティーブンソン)氏がどうやってそれなしで書けているのかは不明だが。
しかし、文章のスタイルはそれぞれ異なる。キーボードはゼロから、そしてしっかりとした基礎を持って作るべきだ。それがKeychron(キークロン)のQ1だ。極めてしっかりとした作りで、様々なスタイルのキートップやスイッチが用意されており、自分で組み立てることができる。WASDキーをゲーミングリニアにして、それ以外はクリッキーなタクタイルにすればいいのでは?(リニアもタクタイルもキータッチ感触の区分)。まあ、実際には変な感じがするだろうけど、気持ちはわかってもらえるだろう。
(冗談はさておき、私も実際にこの製品を手にして試してみたが、なかなかいい感じだった。優れたメカニカルキーボードは、自分のWFH[在宅勤務]環境をアップグレードするための完璧に有用な手段だ)。
そして、そのキーボードは何に接続されているだろう?よく聞いてくれた。私は、PCのパフォーマンスの核心は熱管理だと理解しているが、同時に、優れた遮音材が静かなマシンの核心だ。どうすれば両方を実現することができるだろうか?ただし、液冷式のことは言わないで欲しい。それは単にクレイジーだ。と言いながら、私は最高に手の込んだ方法を紹介しようとしている。
CyberPowerPC(サイバーパワーPC)のKinetic(キネティック)シリーズは、複雑な折り畳み式の三角形を使用して、ケースの表面に可変のエアフローを発生させ、必要な排熱量の変化に応じて開閉する。なぜ三角形なのか?なぜバルブではなく、このような折り紙スタイルなのか?なぜ結局ホコリが詰まってしまうようなこんな複雑な構造なのか?だってすごいからだ。
あなたの考えていることはわかる。ビデオ通話をしているときに、私の大切なお宝を他のひとはどうやって見ればよいのか?まず最初に、お気遣いに感謝する。あなたは優しい人だ。私もそのことを考えていた。私の新しいZoom環境を見て欲しい。
どうだろう!?
私のセンスの良いコンピューティング装備を見てもらえるだけでなく、私が…仕事中にプロフェッショナルな服を完全に着こなしている様子も見てもらえる。あとは、角度を変えれば……まあ、なんとかなるだろう。とにかく、この巨大なテレプレゼンス装置はフランスのla Vitre(ラビータ、仏語で「窓」という意味)のもので、同社はこれを「86インチの体験」と宣伝している。他にも様々な機能が搭載されている。
最後に、別室でも明瞭な通信が行えるようにしなければならない、そうしないと、私がゲームの銃撃を避けたときに、すべてパケットロスのせいだと思われてしまう。TP-Link(TPリンク)が用意した答はロボットルーターArcher AXE200 Omni(アーチャーアクス200オムニ)だ。
これでアンテナの設定を調整するために、わざわざ立ち上がってルーターのところへ行く必要はなくなる。なんだって…そんなことはしていない?友よ、君がリーダーボードに登場しないのは当然だね。これは信号を操る小鬼だ。これが出てくるのを待っていれば、すべてを解決してくれるだろう。ロボカリプスの後には、ハンターキラーの誰もがこの悪戯者のひとつを利用することになるだろう。
そう、これらは私にとっては大層なアップグレードだ。今後10年くらいの間には、ここでの全ての製品を実際に手にすることになると思う。
画像クレジット:TechCrunch
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(文:Devin Coldewey、翻訳:sako)