DeNA在籍の「Kaggle Grandmaster」が国内企業最多の3名に、「Kaggle Master」も16名

国内企業最多、DeNA在籍の「Kaggle Grandmaster」が3名・「Kaggle Master」も16名に

ディー・エヌ・エー(DeNA)は1月15日、日本国内に十数名しかいないとされる「Kaggle Grandmaster」の在籍人数が日本企業としては最多(2021年1月15日時点。DeNA調べ)の3名となったと発表した(Kaggle Rankings)。「Kaggle Master」も国内最多の16名(2021年1月15日時点。DeNA調べ)が在籍しているという。

同社データサイエンティストが、2020年10月から2021年1月にかけて行われたKaggleコンペティション「Riiid! Answer Correctness Prediction」に参加し、12位(日本チームとしては3位)となった。この結果により、Kaggle最高位である「Kaggle Grandmaster」2名が誕生し、同社所属のGrandmasterは計3名となった。

Kaggleは、2017年にGoogleが買収。世界中の統計家、データ分析家、研究者などのデータサイエンティストが登録しており、分析手法や最適モデルを競うプラットフォームの運営を行っている。コンペでは、主催者が投稿した課題に対し、参加者が最適なモデルを構築し競い合う。

DeNAでは、2018年4月より「Kaggle社内ランク」制度を導入し、様々な事業領域においてAI技術を活用した取り組みを積極的に行っているという。

同制度は、AI技術のサービス応用力強化のために、データサイエンス⼈材の積極的な採⽤と、データサイエンス⼈材のキャリア形成を⽀援することを⽬的とした制度で、一定の条件下で業務時間でのKaggleへの参加を推進しているそうだ。

すでにDeNA社内には多くの「Kaggler」が在籍しており、3名のKaggle Grandmasterのほか、「Kaggle Master」も国内最多の16名(2021年1月15日時点)が在籍している。

その知識やスキルなどは、DeNAが関わる様々なビジネス領域である、ゲーム、ライブストリーミング、スポーツ、ヘルスケア、オートモーティブなどで活かされており、DeNA以外の企業との取り組みにおいても活用されているという。

DeNAでは、今後も優秀なKagglerのデータサイエンス力が社内外の様々な企業や事業において社会に役立ち、活用されることを目指していくとした。

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カテゴリー:人工知能・AI
タグ:KaggleDeNA日本(国・地域)

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TechCrunch Japan

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