ジョージ・フロイドの死と人種差別に対する抗議デモの余波を受け、多くのベンチャーキャピタリストがテクノロジー業界における多様性の改善を望んでいると言う意思を発表した。具体的に言うと、より多様な創設者に資金を提供したいと言う意味だ。
彼らのコメントは実に称賛に値するものだが、言うは易く行うは難しである。実際にその日がいずれ来るとしても、それまでには時間を要するだろう。歴史的に過小評価され、見過ごされ、さらに悪い状況に置かれてきた黒人創設者らはそれまでの間、テクノロジーおよびベンチャーキャピタル業界でどのように舵を取っていけば良いのだろうか。
この質問に答えるため、日本時間9月15日〜19日まで開催されるDisrupt 2020に3人の黒人創設者を招き、彼らがどのように資金を集めスタートアップを立ち上げたのか直接話をうかがえることとなった。
講演者の1人であるMichael Seibel(マイケル・セイベル)氏はスタートアップ・アクセラレーターであるY Combinatorのパートナー兼CEOとして、現在は彼自身がスタートアップに資金を提供している。しかしそれ以前はJustin.tv(後にゲームストリーミング界の巨人Twitchとなった)とその後スピンオフしたSocialcam(Autodeskが買収)の共同創設者兼CEOを務めた過去を持つ。そのため彼は創設者と投資家両方の立場から話をすることができるだろう。
セイベル氏に加え、Y Combinatorに投資を受けた2人のスタートアップ創設者が参加してくれる。家具に特化したマーケットプレイスAptDecoのReham Fagiri(リーアム・ファギリ)氏と、理容店向けのソフトウェアを提供するSquireのSonge LaRon(ソンジ・ラロン)氏である。Extra Crunchのステージでこの3人に登壇してもらい、黒人創設者が心得ておくべきことや彼らがどんなステップを踏んで成功へと駆け上ったのかについて、可能な限り事細かく話を聞きたいと思う。
日本時間9月15日~19日に開催されるDisrupt 2020で、詳細を確認していただきたい。Disrupt Digital Pro Passまたは初期段階の創業者向けのDigital Startup Alley Exhibitor Packageを購入しよう。メインステージでのインタビューの他、実用的なアドバイスが聞けるExtra Crunchステージでのワークショップや、AIを利用した無料のネットワーキングプラットフォームのCrunchMatchなどすべてのプログラムにアクセスできる。Disruptに登録した瞬間からCrunchMatchにアクセスができ、人々と繋がることが可能だ。潜在的な顧客や投資家との1対1のビデオ通話を予定したり、将来の従業員を面接したりして、このツールを最大限に活用しよう。
他の登壇者情報など、イベント詳細は以下の特設ページで確認できる。なお、同ページを経由してチケットを購入すると5%の割引が適用されるので、ぜひ活用いただきたい。
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(翻訳:Dragonfly)