DoorDashが移民・難民によるレストランを支援する新プログラム開始

DoorDashは米国時間3月28日、Kitchens Without Borders(国境なきキッチン)という新たなプログラムを開始した。このプログラムは移民や難民である事業主を支援するためのものだ。

まずはサンフランシスコのベイエリアのレストラン10店でのスタートとなる。その10店は、Besharam、Z Zoul Cafe、Onigilly、Los Cilantros、Sabores Del Sur、West Park Farm & Sea、Little Green Cyclo、Afghan Village、D’Maize、そしてSweet Lime Thai Cuisineだ。

これらのレストランを展開する事業主たちはKitchens Without Bordersサイトで紹介されている。またレストランはDoorDashアプリ内でも宣伝され、そして6週間にわたって配達コストが無料になる。

DoorDashの広報は、プログラム開始時の10店は応募のあった60店から選ばれ、プログラムの対象は今後、全米のレストランに広げる、と語った。

今回の新プログラム発表の1カ月前には、DoorDashは新たに4億ドルを調達したと明らかにしていた。DoorDashはまた、ドライバーへの報酬をめぐり今年初めに批判を浴びていた。

ブログへの投稿でCEOのTony Xuは、彼自身このプログラムに個人的な思い入れがある、と言っている。

一つには、私が移民だからだ。私は5才のときに中国からこの国にやって来た。そして私の母は、良い生活を築こうと、そして医者になるという夢を叶えるために中華料理店を営んだ。私は母の横で皿洗い係として働き、この国で成功するというのがどんなものか目の当たりにした。12年以上かけて母は希望していた医者になるためのお金をなんとか貯め、20年来経営しているクリニックを開いた。

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(翻訳:Mizoguchi)

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TechCrunch Japan

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