人気の外国語学習ツールであるDuolingoが、iOSアプリケーションにて日本語のサポートを開始した(日本語を学習することができるようになった)。Android版でも間もなくサポートされる予定であるとのこと。
「Duolingoがスタートして5年、日本語のサポートについて多数のリクエストが寄せられており、多くの人が待ち望んでいた機能でした」と共同ファウンダー兼CEOのLuis von Ahnは述べている。「私たちが何か新しい情報をソーシャルメディアに投稿すると、その返事はいつも『それはいいね。でも日本語のサポートはいつだい?』というようなものとなっていたのです」。
多くの要望が寄せられる中、Duolingoも日本語学習に対応ために努力を重ねてきた。しかし日本語にはひらがな・かたかな・漢字といった文字が存在し、また文の構造も英語などとは大きく異なる。そのためになかなかサポートできずにいたのだった。ローマ字(日本語の音をアルファベットで表現するもの)にすれば、サポートのための壁が低くなるという考えもあった。しかしそれで日本語を学んでも、日本に旅行したときに役に立たない。そこでなんとか100個の漢字を取り込み、そしてローマ字ではなくひらがなを使用することとしたのだ。
コースの内容としては、実生活に役立つ表現(食べ物のオーダーの仕方、場所の尋ね方など)を採用するように心がけたとのこと。もちろん2020年を見据えて、オリンピックを意識した表現も加えられている。今から勉強を始めれば、東京オリンピックをよりいっそう楽しめるようになるかもしれない。
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(翻訳:Maeda, H)