eBayは今日(米国時間10/16)、2013年第3四半期の業績を発表し、売上39億ドル、非GAAP1株当たり利益は0.64ドルだった。売上は前年同期から14%アップ、1株当たり利益も17%アップした。
アナリストの予測は1株当たり0.63ドル、売上39億ドルだった。 直近の四半期、eBayの売上は39億ドル、非GAAP1株当たり利益は0.63ドルだった。タイプミスではない。eBayの第2四半期業績は、第3四半期のそれとぴったり一致していた。別の言い方をすれば、eBayは四半期間に成長しなかったということであり、これは投資家を失望させるかもしない。
eBay傘下のPayPalは、売上19%アップの16億ドルをもたらした。PayPalのメンバー数は現在1.37億人で、17%増。同四半期eBayの”Enabled Commerce Volume” [総取引高]は、520億ドルで、21%増と好調だった。
数字の内訳を見ると、eBayの運用マージンは20%台に戻り(20.5%)、四半期中に13億ドルの現金を生みだし自社株約1.46億ドルを買い戻した。eBayは現金130億ドルを残して四半期を終えた。
通常取引時間中、eBayは1%強値を下げた。時間外取引では急速に値下がりした。
なぜeBayは、わずかでも予測を上回ったのに、株価は下がっているのだろうかか?eBayは今日の報告書の中で、第4四半期の売上を45~46億ドル、非GAAP1株当たり利益を0.79~0.81と予想した。売上はアナリスト予測の範囲内だが、1株当たり利益は予測の0.83ドルよりも低い。
売上予想が投資家の売上予測と一致しているのに、1株当たり利益が低いのは決して良いことがない。なぜなら利益率の悪化を示唆することになるからだ。ましてや1株当たり利益が横ばいの四半期報告を出した後とあってはなおのこと厳しい。
トップ画像提供:Brian Cantoni
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(翻訳:Nob Takahashi)