新機種が出るたびに、iPhoneは夜間の写真撮影が得意になり、人を幽霊のように写さなくなってきた — とはいえ、それも1つか2つのLEDで出来る範囲内のことだ。
では、小さなLEDが56個付いたらどうだろうか。EmberはiPhone 5/5s用のケースで、バックパネルにばかばかしいほど明るい照明を追加してくれる。
「ちょっとまった!」とあなたは叫ぶだろう。「写真を撮るたびにLEDを56個も発光させたらiPhoneのバッテリーがなくなってしまうんじゃないか」。
そうだろう・・・もしEmberが自前の2200mAhバッテリーパックを内蔵していなければ。このためにLED単独よりもケースが少々太めになったが、iPhoneに負担をかけたり充電する必要なしに、連続4時間の照明が可能になった。
開発者のテストによると、このLEDパネルは、iPhoneのフラッシュの約10倍の光を供給する。光量を調節することも可能だ — LED 56個の光がちょっと強すぎる時は。
iPhoneのソフトウェアと連動する代わりに、Emberのライトパネルは物理的スイッチによってオンオフされる。これは内蔵フラッシュと比べてスマートではないかもしれないが、ケースを外して自由に照明をあてることもできる(あるいは、理論的には超明るい懐中電灯にもなる)。
ちなみに、ケースの頂部は取り外し可能なので、サードパーティー製のアドオンレンズを装着可能だ — さらに、もしすてきな写真をとりたいときのために、三脚マウントをつけるためのコールドシューマウントもある。
落とし穴? 多くの気の利いたiPhoneアクセサリーの例に漏れず、これはKickstarterプロジェクトだ — そして目標金額まであと1万1000ドルでキャンペーンの残り時間がわずか42時間ということは、プロジェクトが成立しない可能性もあることを意味している。
“Early Bird” Ember(暖色フィルターと三脚アダプター付)に間に合えば59ドル。これがなくなると価格は79ドルに跳ね上がる — そして一般販売価格は90ドルを予定している。
Emberで撮った写真がどう見えるか気になる人のために、比較写真を下に貼っておいた。
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(翻訳:Nob Takahashi / facebook)