Facebookは本日(米国時間18日)Messengerプラットフォーム向けにいくつかの新機能の提供を開始した。中でもM仮想アシスタントに対するアップデートが重要なものだ。今やdelivery.comを通して食品の購入を助けてくれるようになり、またMessenger Codesの開始によって、QRコードをMessengerの中でスキャンすることが可能になった。またゲームポットとターンバイターン(分岐点で行き先を指示する)ゲームに対するサポートが改善された。
M仮想アシスタントは、今年の初めに助言機能のサポートを追加したが、今回の更新によって、あなたが友達と夕食の相談をしているとその内容を認識して、delivery.comを通した注文を提案してくるようになった。Facebookによれば、この体験にはグループ注文と支払いも含まれているということだ。この新機能は、delivery.comによってサービスが提供されている所なら、米国内のあらゆる場所で利用可能だ。
FacebookのMessengerにはGameタブも登場した(本日開始)。このタブからGameボットとRich Gameplay(つまりターンバイターンゲーム)にもアクセスすることができる。facebookによれば、過去90日の間に、Messengerの中でゲームが15億回プレイされたそうだ。
QRコードに関しては、その内容はほ想像通りだ。QRコードをコンサートや、バスケットボールの試合や、その他のイベントでスキャンすることが可能で、スキャン後にはMessengerボットが立ち上がって更に情報を提供してくれるという仕掛けだ。Facebookがあっさり認めているように、QRコードはほとんど普及してはいないが(少なくとも米国内では)、この使い方は興味深く、おそらくこのコードを少々有名なものにして行くことだろう。
ビジネス向けに、当然FacebookはQRコード生成ツールの提供も始めた。そうしたビジネスは、いまや様々な開発者たちと協力して様々なMessenger体験を提供することが可能になった。これは、例えば、あるビジネスがショッピングならびにカスタマーサービスの両方のボットを提供することが可能であることを意味する。そして異なるベンダーたちと異なる開発者たちがこれらを別々に管理することが可能なのだ。
そうしたビジネスたちは、自分のFacebookページ上に、Wit.aiボットエンジンによって駆動されるスマートリプライのサポートを追加することができる。それらを通して、顧客が繰り返し尋ねる質問に応答することができる(営業時間や、行き方案内や、電話番号の問い合わせなどに対する問い合わせを考えてみて欲しい)。
このすべてに加えて、Facebookはまた、そのグループボットに対するメジャーアップデートも発表した。これによって適切なボットの発見がより簡単になった。
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(翻訳:Sako)