Facebookが「通知」に関して何やら新しいことをしたようだ。ソーシャルな出来事の終りなきフィードへとわれわれを導く、あの粛々と数字を掲げる赤いバッジにとりつかれた小さなタブに、その役割をいっそう引き立たせるべく待望のアップグレードがやってきた。
通知タブは、今までになく「ユーザー中心」のニュースフィードになり、デスクトップのFacebookサイドバーから優れたウィジェットをいくつか取り込み、モバイルの通知を一段と整理された外観にした。ルック&フィールに関して言えば、今やFacebookの通知タブはGoogle Nowのライバルになったと言える。
グループ化された通知は、同じようにカードと呼ばれ、コンテンツやUI/UXに切望されていた改善を加えた。イベントや誕生日のカードの他、スポーツのスコアや今夜のテレビ番組等の新しいウィジェットも利用できる。
もしユーザーがアプリの位置情報履歴を有効にしていれば、このタブを最大限活用して、高度にローカル化された面白いカードをたくさん追加できる。
こちらのブログ記事に、ユーザーが使える位置情報を利用したカードのいくつかについて詳しく説明されている:
- あなたのコミュニティー周辺で起きていること、例えば住んでいる町で人気のローカルなイベントやニュース
- 天気予報、緊急気象情報等
- 近くの映画館で上映中の作品
- 近くの食べる場所のリスト。店のFacebookページとレビューへのリンク付
もう一つ注目すべきは、Facebookのトレンドニュース記事がずっと居心地の良い場所をモバイルで見つけたことだ。検索の奥深く隠れている代わりに、トレンドニュースは通知の中で自分専用のカードを手に入れた。
幸い、ユーザーが何も指定しなければ、これまでの「赤バッジ」以上の通知を受取ることはない。それぞれのカードは個別に通知設定ができる。
カスタマイズ可能な通知フィードはFacebookとって興味深い一歩だ。これまでFacebookアプリのカスタマイズと言えば、通知にせよプライバシーにせよ、何かを入れるか入れないかのチェックボックスが殆どだった。今回Facebookは、ユーザーが好みに応じてカードを階層的に設定できるようにした。
上記の変更は、iOSおよびAndroidユーザーに向けて漸次提供されていく。
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(翻訳:Nob Takahashi / facebook)