今日(米国時間1/27)Facebook株は急騰を見せ、同社の第4四半期決算発表後に最大13%高値をつけた。
犯人は? またもやFacebookが四半期予測を完全に粉粋したからだ。Facebookは売上58.41億ドル、1株当たり利益79セントを計上した。前期は売上53.7億ドル、利益68セントだった。
さらにFacebookは、数多くの好調なデータを公開した。ユーザーは一日に計1億時間ビデオを視聴した。同社の広告事業の80%はモバイル端末から来ている。四半期が成功した理由の一部は、従来どちらかというと苦戦していた海外市場の収益化で躍進したことだ。
好調な株価が会社に様々な変化をもたらすものだが、一つ重要なのは、会社の士気を高め、新たな才能が呼びやすくなることだ。
Facebookは世界最大級のIT企業と競争を続けていて、その時価総額は2000億ドルを超える。株価の好調は、サービスの改善を繰り返し、世界の残された地域にインターネットアクセスをもたらそうとするFacebookに、新たな才能が流れ込むことに一役買うだろう。
Appleと同じく、FacebookのCFOも外国為替レートの影響があったことに言及した ― 最近多くの企業を悩ませている問題だ。しかしFacebookは、広範囲にわたるマクロ経済の脆弱性に対して、少なくある程度の免疫を持っていたようだ。
ともあれ、何もかもがFacebookにとってかなりよいニュースだ。Square、Twitter、さらにはAppleでさえ下降しているIT企業の中にあって、Facebookの優れた実績は直ちに投資家たちから報いを受けた。彼らは単なる成長よりも益々金銭的進展に目を向けるようになっている。
実際、Facebookのユーザー基盤はさほど伸びていないが、収益化エンジンは改善を続けており、世界のその他の地域をオンライン化する様々な取り組みを開始したことで、必然的に収益化の対象となるユーザー基盤を大きく拡大している。他社が成長に集中して収益化エンジンの整備を後回しにしているの対して、Facebookの焦点は広告商品の改善に絞られている ― これまでのところ成功しているようだ。
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(翻訳:Nob Takahashi / facebook)