Facebookの取締役と株主が6月11日に集合し、誰でもそこにバーチャル参加できる。Facebookは今日(米国時間6/4)、同社初の株主総会をウェブ中継すると発表した。この方針は今後のFacebookの株主総会の前例となる可能性が高い。Googleと似ているが、Apple非ストリーム集会とは対照的だ。
総会議題の中心は、Facebook取締役会メンバーの選出だ。株主への通知には、Facebookが現在の取締役のうち、去る4月に8年続けた取締役の座を退くことを発表したJim Breyerを除く全員の選出を依頼している。選出候補者は、Mark Zuckerberg、Sheryl Sandberg、Donald Graham、Marc Andreessen、Erskine Bowles、Reed Hastings、Peter Thiel、および最新メンバーのSusan Desmond-Hellmann。
総会では他に、Facebook幹部の報酬について、および株主がこの決議を行う頻度を1年、2年、あるいは3年に1度とするかを決める非拘束勧告的決議が行われる。株主は独立公認会計事務所、Ernst & Young LLPの指名、およびその他の必要事項を承認する。
太平洋時刻6月11日午前11時から、サンフランシスコ空港ウェスティンホテルで行われるこの総会は、Facebookが公開企業として迎えた最初の1年を締めくくるものだ。これまでに$FB株は、2012年5月18のIPO価格38ドルから、本日の23.52ドルへと下落し、2013年5月3日の28.31ドル以来下降を続けている。ウェブ中継のおかげで、果たして株主たちは株価に対する不満の声を上げるのか、あるいはCEO Mark Zuckerbergや取締役会に失望の意をぶつけるのかを、われわれも見ることができる。
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(翻訳:Nob Takahashi)