今日(米国時間6/9)、Facebookは360 Photosと並んでビデオによるコメント機能をスタートさせた。これはオンライン・ビデオの生成、投稿が驚くべきスピードで成長し、さらに拡大中であることへの対応だ。
2020年までにインターネットのビデオは全トラフィックの 82%を占めるようになるとCisco Visual Networking Indexは予測している。
ソーシャルメディアのプラットフォームとしては、ビデオ・コメントの導入によってFacebookはSnapchatに追いつこうとしているといえる(Snapchatは1日当たりビデオ視聴時間でFacebookの先を行っていた)。2016年のインターネットのトレンドについてのメアリー・ミーカーの詳細なレポートにもあるとおり、2016年第1四半期におけるソーシャルメディアのビデオ利用ではSnapchatはFacebookよりも成長が著しかった。
Facebookのブログによれば、ビデオ・コメント機能はFacebookの第50回ハッカソンで開発されたという。
ビデオ・コメントとなる機能を開発したプログラマーのチームは、 Bob BaldwinとHermes Piqueをリーダーとし、、Sameer MadanがiOS、Muhammed Ibrahimがウェブ版 、Billy NgがAndroid版を担当したという。
Baldwinは以前、FacebookハッカソンでユーザーがFacebookのコメントに写真やスタンプを含める機能を開発したチームのリーダーだった。
ALS治療の資金集めに大勢が氷水を浴びる写真をアップして反響を呼んだアイスバケツ・チャレンジだが、もしコメントにビデオを投稿することが可能だったら。、おそらくは世界でもっとも長いコメント・スレッドになっていたことだろう。
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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+)