サムスン電子ジャパンが「Galaxy Z Flip3」の国内モデルを発表しました。国内版はFeliCaに対応する点などが海外版と異なります。NTTドコモとKDDIが10月上旬に発売予定。価格はドコモ版が14万8896円、KDDI版はのちほど追記します(いずれも税込)
「Galaxy Z Flip3」は、ディスプレイを縦に折ってコンパクトにできるフォルダブルスマートフォンです。ガラケー(フィーチャーフォン)のように、パカパカと開閉して使えます。
前モデル(Galaxy Z Flip)からの進化点としては、画面サイズを維持しつつも本体をわずかに小型化。畳んだ状態のサイズは72.2 x 84.4 x 17.1〜15.9mm、開いた状態では72.2 x 166 x 6.9mmで、重量は183gです。さらにIPX8防水にも対応します。
ディスプレイは6.7インチ フルHD+(2640 x 1080)で、新たに120Hz表示に対応します。
畳んだ際に使用するサブディスプレイも前モデル比で4倍に大型化。1.9インチ 260 x 512解像度の有機ELとなり、時刻や通知の表示だけでなく、ウィジェットなども表示できます。また、カメラのライブビューモニタとしても利用できます。
プロセッサは5nmのオクタコアCPU「Snapdragon 888」を採用。RAMは8GB、ストレージ容量は128GBまたは256GBです。
背面カメラは広角レンズ(画角78°)と超広角レンズ(画角123°)の2眼構成。画素数はいずれも1200万画素で、F値とピクセルサイズはそれぞれF2.2・1.12μm、F1.8・1.4μmです。インカメラは1000万画素で、画角は80°となっています。
ファッション性を訴求
国内版の本体カラーは「ファントムブラック」と「クリーム」の2色展開。サムスンは本端末の魅力を「ファッショナブル・コンパクト」と表現しており、6.7インチ(アスペクト比 22:9)の大画面を、ポケットや小さなカバンに入れて難なく持ち歩ける点をアピールしています。
ファッショナブルをうたう通り、さまざまなケースやカバー、アクセサリーもあわせて国内発売します。