Fitbit、新サービス “Care” は雇用者と健康保険会社がターゲット

今年3月にVersaを発表したとき、Fitbitは会社のピボット計画もあわせて発表した。同社は今後も消費者向けハードウェアを販売するが、重点をヘルスケアに移していく。その1ヶ月前、同社はTwineを買収した。Twineは、Fitbitの新しいヘルスコーチングサービスであるCareの基盤の一部となるプラットフォームだ。

本日発表されたシステムは、新製品のFitbit Plusと同社の市販ハードウェアを組み合わせることで、ヘルスインサイト、1対1のヘルスコーチング、および同社が呼ぶところの『パーソナライズド・デジタル治療介入」機能を提供する。

このプログラムは、フィットネストラッキングに少しばかりのパーソナライゼーションと人間味を加えるものだ。ソーシャルグループや人間のヘルスケアコーチとアプリや電話経由で話せるようにすることで、アルゴリズムによるデータの一歩先へ行くことを約束している。アドバイザーは減量や禁煙から糖尿病や高血圧のような重い疾患まであらゆる面でユーザーに助言を与えられるように訓練されている。

新しいFitbit Plusアプリが重要な役割を果たし、サードパーティー製デバイスと接続して追跡データを統合する。つまり、ユーザーは血圧や血糖値などのデータを追加することができる。
これは、Fitbitがエンタープライズとヘルスケアにシフトするための最初の重要な一歩だ。もしこれで企業や医療事業者から、医療機器メーカーとして認識されることができれば、消費者向けビジネスより割の良い市場に参入できる。もちろん、それを狙っているのはFitbitだけではない。Appleは新しいApple Watchに心電計などの機能を追加して、その方向にまた一歩進んでいる。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

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TechCrunch Japan

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