GitHubがデザイン一新, Gitの利用者インタフェイスとして使い勝手に磨きをかける

GitHubがこれから数日かけて、大規模なデザイン刷新を行う。目的は、コンテンツとスピードと対話性をより重視するためだ。

制作に1年を要した新デザインは、毎日のようにGitHubを使うユーザの、対話的な使い方の改善を目指している。実サイトへの展開は、今後の数日で行われる。そして数週間後にはGitHubの全ユーザが、次のようなインタフェイスを目にすることになる:

ユーザが通知をクリックするとメールのインタフェイスになるが、それは前よりもすっきりしていて、主にアイコンを使ってナビゲートする:

目標は、あらゆる点での、コードのアクセス性の向上だ。コードが、より調べやすく、そして読みやすくなっている。デベロッパはテキストではなくアイコンを使って自分のリポジトリのサムネイルビューを見られる:

スピードに関しては、GitHubによると、多くのプロジェクトの、平均的な接続において、これまで1秒かかっていたロード時間が300ミリ秒に短縮された。ブログ記事によると、jquery-pjaxの使用とキャッシングの改良がスピードの向上に貢献している。

GitHubはレイテンシ(長いロード時間)が不評だったから、今回のアップデートは歓迎だ。このデザインなら、GitHubの真価が発揮されるだろう。同社は、対話的デザインを重視している。それは初めての、Gitを抽象化したラッパーインタフェイスで、しかもWebからアクセスできる。だからある意味では、元々、デザインがいちばん重要な要素だったのだ。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))