大手製薬企業のGlaxoSmithKlineは二週間前に、AppleのReasearchKitを使って関節炎の研究を行うと報道されたが、今日は、Alphabet傘下の元Google Life Sciences、現Verilyとの合弁企業Galvani Bioelectronicsを創る、と発表した。
出資比率、GSK 55%、Verily 45%のこの会社は、バイオエレクトロニクス(bioelectronics, 生体電子工学)医療を研究する。それは小さなデバイスをインプラントして、電気信号により神経のインパルスを変える、という療法だ。この医療はとくに、関節炎や糖尿病、喘息などに有効、と考えられている。新企業は最初、2型糖尿病のような疾患を研究対象とする。
Galvaniの業務の多くはイギリスにあるGSKのR&Dセンターで行われ、副次的研究センターとしてAlphabet母艦の近く、Verilyのサウスサンフランシスコオフィスが使われる。今後、反トラスト関連の承認が必要だが、両社は年内に合弁は成立すると信じている。