iOS版Gmailユーザーに朗報だ。メール・サービスをほぼ独占しているGmailだが、iOS版の最新バージョン、 5.0.3(iTunesページ)には重要なアップデートが含まれている。特にUIの強化は目立つ。これでiOS版はAndroid版と見た目もそっくりになった。
カラースキーム、アイコンのデザインも改善された(少なくともiOS版は改善された)。一見したところでは目立たないかもしれないが、こうしたデザイン上の改良は使い勝手を向上させ、結局はユーザーの生産性をアップする。ともあれiOSのGmailはほぼAndroidと同一になった。
アップデート版にはメールをスワイプでアーカイブしたり削除できるなど すばやく直感的に操作できる機能が含まれている。スワイプがアーカイブになるか削除になるかはアプリの設定で変えることができる。メール検索もスピードアップした。スペルチェッカーも強化され、正しい綴りの候補が即座に表示される。
最大の機能向上は(個人の好みもあるだろうが)、送信取り消し(Undo Send)の追加だ。これで非常に恥ずかしい間違いをしなくてすむようになる。メールを送信すると、直後に灰色のバーが画面下部にポップアップする。短時間表示されるこのバーの「取り消し(Undo)」をクリックすればメールが相手に届かずにすむというわけだ。メールは「下書き」状態に戻される。それから―その後下書きをどう処理するかはユーザーの責任だ。
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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+)