Googleは、知識グラフに新しい情報を加え続けている。今日(米国時間5/30)同社は、検索結果ページに栄養成分情報を追加した。アボカドは何カロリーあるのか、この焼きそばにはタンパク質がどれだけ含まれているのか? これからはGoogleが喜んで教えてくれる。もちろんこれらの情報は音声検索を含め、ウェブ、モバイルどちらでも利用可能だ。
Googleによると、「この新しい栄養成分データは、われわれの知識グラフに基づいている。知識グラフは、ウェブ全体にあるこれまで容易に得られなかったあらゆる種類の情報をもたらしてくれる」。このため、例えば栄養検索では、”summer squash”[夏カボチャ]を調べると、ドロップダウンメニューに “zucchini”[ズッキーニ]が表示される。これはズッキーニが夏カボチャの一種だからだ。
Googleが薦める利用例をいくつか挙げておく(私のところにはまだ新機能は届いていないので、人によって時期は異なると思われる)
- 映画館でポップコーンが食べたくなったら。“how many calories are in popcorn”と尋ねれば答えが出る。[ヒント:1カップ当たり31カロリー]
- 成分表示やレシピがわからなかったら。“what nutrients are in breadfruit?”[パンノキの実の成分は?] あるいは“is there sugar in grenadilla?”[トケイソウに糖分は含まれているか?]
- 高タンパク食品が大好き?“how many carbs in corn?”[トウモロコシの炭水化物含有量は?]あるいは単に corn を検索すれば詳しい成分が表示される。
ちなみにMicrosoftのBingも、Wolfram Alphaの協力を得て、少なくとも2010年から栄養成分データを検索結果に含めている。ただし、私が試した限り、現在Bingでは、自然言語による検索で栄養データを得ることはできない。
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(翻訳:Nob Takahashi)