今日(米国時間6/19)、GoogleはAdSenseの新しいスコアカードを発表した。運営者は管理しているサイトのパフォーマンスが他のAdSenseサイト比較して相対的にどのレベルであるかを知ることができる。
このスコアカードは、収入の最適化、サイトの健全度、Google+(最近のGoogleの活動には多かれ少なかれ必ずGoogle+が含まれる)の3つのカテゴリーに分けられている。それぞれにGoogleは独自の基準に基づいて1から5までの点数による評価を加えており、トラフィックと収入を増やすためのヒントがも表示される。
AdSenseのプロダクト・マネージャー、Nick Radicevicは今日の発表で、「われわれはどのカテゴリーについであろうと評価が低いサイトになんらかの不利益な措置を取るつもりはない。純然たる情報提供のサービスだ」と述べている。
とはいえ、AdSenseユーザーはトラフィックや収入を増大させる提案とあってはGoogleのヒントに関心を抱かざるをえないだろう。
Googleによれば、AdSenseはこのスコアを毎日計算しているが、サイト運営者が改善策を取った場合、その結果がスコアに反映されるには数日かかるだろうという。
Googleのビジネスモデルは現在でも本質的に広告だ。こうしたAdSense参加者のトラフィックや収益が改善されれば、結局のところGoogleの利益になるわけだ。
AdSenseは今週に入って満10歳になった。Googleによれば200万のサイト運営者が参加しているという。Googleは昨年、70億ドルをAdSense運営サイトに支払っている。
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(翻訳:滑川海彦 Facebook Google+)