今日(米国時間7/16)の取引終了後、Googleは第2四半期の決算報告を発表し、トラフィックコストを除く(ex-TAC)売上は143.5億ドル、調整後1株当たり利益は6.99ドルだった。ウォール街の予測は、それぞれ142.7億ドルと6.70ドルだった。
Googleの株価は終値599.91ドルの後、時間外取引で最大8%上昇した(アップデート:2 pm PT時点で11%高)。
これはGoogleにとって新CFO、Ruth Poratが指揮をとってから最初の四半期だった。Poratは今日の結果についてこう語った:
好調なQ2実績は、当社の幅広い製品群にわたる継続した成長を反映したものであり、特に中核の検索ではモバイルが目立った他、YouTubeとアルゴリズム広告も伸びた。われわれは広範囲なビジネスにわたって新たに大きな機会を生み出すべく日々集中して取り組んでいる。それに際しリソース配分には細心の注意を払っている。
Googleの売上は前年同期に比べて11%増で純利益も伸びた。同社の調整後ベースの総利益は48.2億ドル、通常会計技術を用いると39.3億ドルだった。
Googleの四半期終了時の現金および現金相当物保有高は697億ドルだった。
最近市場はGoogleのコスト分析について、特に鈍化する売上成長に照らして注目してきた。例えば市場はGoogleの売上成長を、対前年比13%と予測していた。これは、Googleの実績株価収益率 27と並べると、いささか座りの悪い不一致だ。
同社の研究開発費は27.8億ドルだった。
Googleの通常取引終了時の時価総額は約3900億で、これはライバルMicrosoftを約150億ドル上回る市場価値であり、GoogleはAppleに次ぐ世界で2番目に価値のある企業である。
これは決算会見を待つ間表示されている奇妙なAndroid野郎。
アップデート:会見では新たな情報は出なかったが、YouTube(モバイルの視聴時間は前年比50%増)はモバイル成長の立役者だ。
これが今日のGoogleを言い表している:
Google stock
— Zach Kahn (@zkahn94) July 16, 2015
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(翻訳:Nob Takahashi / facebook)