YouTubeにひんぱんにビデオをアップロードするユーザーなら“301+”問題をご存知だろう。ものすごくウケるはずのビデオを投稿しても、再生回数の表示がなぜか“301+”で止まってしまうのだ。これはYouTubeがボットによる不正な再生回数稼ぎを抑制するために取っている措置だ。
もちろん、ボットを使って広告掲載料を稼ごうとする悪者をやっつけるのは重要だが、301+で止まるのがいらだたしいのも事実だ。今日(米国時間8/5)、YouTubeはボットのチェック・プロセスを改良し、301回で再生回数表示を停止することを止めた とツイートした。
イェイ! グッドジョブ!
このいらだたしい現象について大勢のユーザーがGoogleとYouTubeに文句を言い続けてきたので、その意味を解説をするビデオまで出来ているほどだ。
Googleは新旧のプロセスを比較するチャートをツイートに添付している。
これまでYouTubeは再生回数が301回を超えると数時間かけてボットのチェックを行い、その後再生表示を再開していた。新しい方式ではリアルタイムでボットチェックが行われるように改良され、301+の待ち時間がなくなった。今後常にYouTubeに表示されるのはGoogleがボットやスパムでないと認定した再生回数となる。
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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+)