Google(グーグル)はゲームストリーミングプラットフォームであるうStadiaに消費者の関心を引こうと、ゲームスタジオ買収案件を物色しているようだ。同社は12月19日、モントリオール拠点のTyphoon Studios(タイフーン・スチュディオ)を買収したと発表した。
従業員26人という約3年前に設立された若いスタジオは、実はまだゲームを1つもリリースしていない。しかし、「Journey to the Savage Planet」が来年1月後半にリリースされる見込みだ。楽しみにしている人のために付け加えると、このゲームは「複数のプラットフォーム」向けに開発されている。リリース直前にStadia商品に変わることはなさそうだ。
Typhoonは、Ubisoftで幹部を務めたSébastien Puel(セバスチャン・ピュエル)氏が率いるカナダのStadiaチームに加わることになる。Googleは、前EA幹部のJade Raymond(ジェイド・レイモンド)氏がトップを務めるStadia Studiosを含め、開発の取り組みについて闊達に語ってきた。
Gamesindustry.bizとのインタビューで、レイモンド氏は「プラットフォームでコンテンツをリリースするために、Googleは複数のファーストパーティ・スタジオを設けたいと考えている」と詳細を述べていた。
「いくつかの異なるファーストパーティ・スタジオを設けることを含め、我々は計画を持っている。また、インディデベロッパーやその他の外部パートナーが制作した専用のコンテンツを展開する出版組織も設ける」とレイモンド氏はインタビューで話した。
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(翻訳:Mizoguchi)