Googleがまた、ちょっとした軽いサービスを検索結果の中に直接入れることによって、既存の業界を破ろうとしている。今回は、映画格付けのRotten TomatoesやIMDbとGoogleが、検索すると映画の評価も分かる、という機能をテストしている。
GoogleがSearch Engine Landに確認しているところによると、現在この機能は単なる実験であり、現時点では何も発表することはない、ということだ。
そのほかの映画やテレビ番組の格付けプラットホームと違ってGoogleの機能は、1から5までの点数ではなく、[好き][嫌い]の二択だ。
それ自体はおもしろい機能でもないが、でもGoogleはこうやって徐々にインターネットを覆う自分の層を厚くしていくのだ。
天気予報やチケットの購入などは、個々にそれ専門のサイトがやっていた。しかし今では、Googleの検索結果のページにそれらの情報や機能がある。
映画の評価機能でも、これまでのそのほかの機能と同じく、タイトルをクリックすればオリジナルのサイト(今回はRotten TomatoesとIMDbの格付け)へ行ける。
前述のように、今は単なる実験だから、映画やテレビ番組を検索してこの機能が見られないユーザーもいるだろう。