GoogleがAMPを使っている高速ロードWebページをGoogle Newsのトップへ優遇

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Googleが今日(米国時間4/20)、Google提供の”Accelerated Mobile Pages Project(AMP)”〔仮訳: 高速モバイルページプロジェクト〕を採用しているサイトからの記事はGoogle Newsで上の方に載せる、と発表した。同社はこのオープンソースのイニシアチブを昨年、FacebookのInstant Articlesへの対抗馬として立ち上げた。それは既存のWeb技術を利用するAMP HTMLというオープンなフレームワークによって、モバイルデバイス上のWeb閲覧を高速化するプロジェクトで、それによりモバイルのWebページが軽量化し敏速になる。

AMPを使ったページは、ビデオやアニメのようなリッチメディアがあっても一瞬でロードされ、TwitterやYouTubeなどの埋め込みの表示も速い。

その後AMPは多くのニュースサイトや広告パートナー、WordPressのようなプラットホーム、アナリティクス企業やツールのメーカーなどが、こぞって採用した。2月に同社はGoogleの検索結果にAMPページを取り入れ、AMP化されているWebサイトの記事を強調するカルーセルを表示した。

今日Googleは、それと同じことをGoogle Newsでもやる、と言ったのだ。AMP化された記事をプロモートするカルーセルが、Google Newsのトップに表示される。

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WebでもiOSでもAndroidでも、Google NewsのこのAMPカルーセルは、その日のもっとも重要なニュースを表示する。そこには14の記事が入るが、AMPの高速ロードのおかげでそれらを素早く見ていくことができる。

Webユーザーは画面をスワイプすると、カルーセル中のほかの記事を連続的に読める。

またGoogle検索の場合と同じく、AMP記事の下には小さな稲妻のアイコンと”AMP”の文字が表示される(下図)。ユーザーは、この記事は速く読めると分かるので、クリック数が増えると期待され、まだ採用していないパブリッシャーにAMPの採用を促すだろう。もちろん、Google Newsのトップに置かれるという優遇措置によっても、見る人は増える。

同社は、ブログ記事でこう説明している: “その記事が速くロードされると分かると、より多くの人びとがそれをクリックして読もうとする。それにより、パブリッシャーのサイトのトラフィックが増える”。…Googleの主張ではAMPによってドキュメントのロードは平均で4倍速くなり、また伝送されるデータの量は通常のページの1/10ぐらいになる。

AMPを優遇するGoogle Newsは合衆国の英語版から始まったが、Googleによれば、もうすぐそのほかの言語にも適用される。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))